第1回 Studuio撮影会より(3)

最終更新: 2020年2月23日



独特のライティングを生かした編集で個性を生かす


最後の彼女は何度となく撮影しているピアニスト。


彼女は毎年、何かしらの撮影会に参加してくれる。

そして、その度にリクエストは変わり、そのリクエストは毎回難しい。


具体的と言うよりは感覚的で迫ってくる。

それでも彼女は私の感覚と近いものがあるのか、私の撮影する写真を気に入ってくれる。



今回のリクエストは「ストレートな自分を表現する」こと。

「具体的には何もいらない」と言うが、それが具体的でない。


でも彼女の言いたいことは何となく感じる。




彼女は普通にしていれば実に可愛らしい女性だ。

しかし、いざ撮影になるとそれを嫌う。

なのでポーズを取るときも鋭い眼光をカメラに浴びせるのだ。







ただ、今回のスタジオでは極端なライティングは期待できない。

もちろん、ストロボを何機か組んで撮影すれば可能だが、今回はそれもない。


この真っ白ではハイキーを生かすしか方法はない。

そこで普段はやらない設定をあえて大胆に。






普通、どんな状況下でも光りと影があるから立体感が生まれる。

しかし、その「影」をなくすと平面的になり、異様な画像になってしまう。

今回はそれを積極的に取り入れてみた。


少々の白飛びは気にせずに、見える部分だけで勝負することに。


化粧品のCMなどで取り入れられる技法に近いが、今回はそれをもっと極端にした編集方法だと思う。


今回の彼女は黒いワンピースに派手な付けまつ毛、真っ赤な口紅と出で立ちも派手。

だからそれを殺さない様にしながらも余計なものをできるだけ排除した。


私自身、こうした写真に仕上げることに面白さを感じていた。





繰り返しになるが、今回のスタジオは実に面白かった。

確かに表現は偏るかもしれないが、もっともっとこのシチュエーションを生かした撮影ができるはずだ。


また年内にはここで撮影会を開催したいと思う。

今回の3名の写真をご覧頂いて、あなたなりのイメージができたら是非参加してほしい。











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