注目を集めるための準備

前回、注目を集めるためのパターンがある事を記しました。
アーティストであるあなたなら、どのパターンが適用されるでしょう?
もちろん、あなたの演奏で人々に感銘を与える事ですよね。
そして、テクニックや理論、楽器にまつわる悩み相談なども大いにウケるでしょう。
私も小学生からトランペットをやっていたこともあり、専門誌で練習方法だとか楽器についてのQ&Aはかじりつく様に読みました。
そう言う経験からも、アーティストのあなたにも是非そうした「コンテンツ」を提供して欲しいのです。特に管弦楽器などは個人楽器でもありますから、いつかは自分の楽器を購入する時がきます。
その時にどこのメーカーがどんな表現ができるのか?とか、仕上げによって音色がどう変わるのか?などのアドヴァイスができたら悩んでいる人々の大きな助けになるはずです。
ピアニストのあなたでも同じです。
やはり練習方法や楽曲の取り組み方は誰もが悩むところです。そしてピアノと言う楽器そのものについてもノウハウがあればどんどん発信していくべきです。調律師レベルに知識が必要と言うものでもありません。
多くのホールなどで色々なピアノと接しているのですから、その弾き心地や響きなど、ピアニストならではの観点で発信すれば良いのです。
それでも「何を発信すれば良いかわからない」と言う人は、自分自身を振り返って下さい。
あなたは学生の時に、どんな事に悩み、苦しみましたか?
また、それをどうやって克服しましたか?
その時、恩師や周りの人達からのアドヴァイスはどんなものでしたか?
同じ道を歩んでいる人は、おそらく大多数の人が同じ悩みや苦しみを持っています。
あなたの経験はそうした人の助けになるのですよ。
そんな事をまとめてみてはどうでしょう?ただ、単純に箇条書きにしてみるのです。
そうした準備をする事で、あなたは色々と勉強する事になります。
今では「当たり前」になった事ですが、それを人に教えるのですから結構大変な事です。
あなた自身がどうやって乗り越えたのか?を思い出して下さい。
そして、カメラマンの私から言わせてもらえば、
「あなたの写真」は最強のコンテンツです。
同じ写真でも、ただの写真と迫力ある演奏シーンの写真では説得力も違ってきます。
またプロフィール写真風でも美しい写真であれば注目度は高くなります。当然です。
例えば、上の写真はモノクロフィルムで撮影したピアニストですが、あまりにもクリアでシャープネスも高く、デジカメで撮影したと言っても信じてもらえそうです。
しかし、何れにしてもモノクロームで撮影された写真は迫力があります。
スローシャッターによるピアニストの手がブレていたり、スポットライトの光線が演出効果を出していたり、デジタルには無いザラザラ感がその質感をさらに押し上げています。
あなたが情報発信するコンテンツに、アナログモノクロームで撮影した写真を添付してはいかがでしょうか?それはそれで、注目を集める要因の一つにはなるかと思いますよ。
そこでアーティストであるあなたにお願いです。
ぜひ、あなたをアナログモノクロームで撮らせて下さい!
特に金管楽器奏者は今の私の中で1番のイメージです。
詳細は専用ページをご参照下さい。
