アナログモノクロームでピアニストを撮る



今年は公共のホールで開催されたコンクール


いつもアーティスト撮影会でお世話になっているBlue-T が主催するピアノコンチェルトコンクールが開催された。

例年は夏に開催されるが昨年はこのご時世で開催されることがありませんでした。

しかし今回、初めて公共のホールにて開催されることになったのだから私も楽しみでした。


学生主体のオーケストラをバックにショパンやチャイコフスキーなど有名なコンチェルトを聴くことができる。出演される方にとっては緊張感があるだろうし、一つの目標にもなるイベントであることは間違いなく、今のご時世において高いモチベーションを維持するには最高のコンクールだったと思う。


カメラマンとしてお手伝いすることになった私ですが、1人の観客としても十分に楽しむことができました。


この機をアナログモノクロームで撮影する絶好の機会と捉え、リハーサル時に数名のピアニストを撮影しました。








アナログモノクロームの最大の魅力とは


アナログモノクロームの最大の魅力は「自然な階調」と「芳醇な質感」だと思います。

それによって版画にも似た美しい写真が出来上がる。


ステージでのピアニストはまさにそんな魅力があります。 「マエストロ」と呼ばれるアーティストは皆モノクロームでその魅力を表現されました。


アナログモノクロームには「臨場感」と「迫力」も備わっていると改めて思います。


専門的なことを記せば、今回はISO400のフィルムを2段増感してコントラストを強くして、画質も荒れるがその方がインパクトが強くなります。


まさに木之下晃さんの世界ですね。

















これらの写真を実際に暗室でプリントしてみたいと思っています。

かなり硬いネガになっているので苦労するかもしれませんが、それも味です。


プリントしたらBlue-T で飾ってもらえると嬉しいですけど。。。





いかがでしょう?


改めてアナログモノクロームで撮影された写真を見て何か感じますか?


今だからアナログが新鮮に思える表現なのかもしれません。

色々と手間暇はかかりますが、それだけの答えがここにはあります。


それはピアノを始め、楽器も同じことが言えます。

特にピアノは歴史も古く、究極の「アナログ」と言えますよね。

それでも色褪せないのは「完成された楽器」だからです。



私はそんなピアノ・ピアニストをアナログモノクロームで捉え続けて行きます。

それが私なりの表現ですから…

















カメラマン:とまるおさむ

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