アナログモノクロームの表現



アナログモノクロームは「芸術」と考える


あなたはNHKで放送中の連続テレビドラマ小説『スカーレット』を見てますか?

私は熱心な視聴者と言うほどではありませんが、見られる時は見ています。

初めの頃は全く関心がありませんでしたが、女性陶芸家としての苦悩やぶち当たる壁に向かっていく主人公に惹かれました。


そうしたストーリーはよくあるものですが、写真の世界にも共通しているところがあって惹かれているのです。


私は陶芸の世界を全く知りませんが、ドラマの中での話として一般的な陶芸は電気釜で素焼き・本焼きを行うとのこと。効率的であり確実性も高いらしいです。


それでもドラマの主人公は焼き色にこだわりがあり、昔ながらの「穴窯」で作品制作することを始めました。


このこだわりが、私の言う「写真との共通点」です。

現代の広告写真はほぼデジタル写真です。デジタルは融通が利くし、色々と編集・加工もできるし、解像度やシャープネス、色々なところを含めて「便利」です。

顧客とのやりとりもデータで済むのでメール、オンラインアルバムでやりとり可能です。

もし不備があったとしても少々なら直ぐにやり直せるものです。



しかし、アナログ(つまりフィルム)写真はそれらが難しいです。

フィルムをスキャンしてデータ化する方法もありますが、あまり意味を成しません。

ほんの30年くらい前までポジフィルム(スライドフィルム)で撮影した写真が雑誌の定番でした。私も使ってました。


発表会の写真撮影などはネガフィルムでした。私はデジタルに移行したのが遅かったので10年くらい前まではフィルムでしたね。


私は今でもフィルム写真を撮影します。

そしてモノクロームであれば自分で現像して、暗室でプリントもします。

それらは本当に手間のかかる作業です。

でもやはり、それでしか表現できないものがあります。


昨今はデジタルでもモノクロームにして、フィルム感を出す表現も多く見られるようになりました。懐古傾向でしょうか?


何れにしてもアナログモノクロームで撮影されたフライヤーやプロフィール写真をここ数年の間では見たことがありません。まぁ、ちょっと考えにくいですけどね。


でも、だからこそ他との差別化を測れるのでは無いでしょうか?





ステージにしても、撮影会にしても余裕があればフィルムで撮影するようにしています。

1枚目の写真はピアノリサイタルでのカット。もちろんリハですが彼女はこの時の写真をとても気に入ってくれました。プリントして差し上げてもいます。


2枚目はピアニストのイメージ写真撮影会での1カット。

メインはデジタルで撮影していますが、フィルム1本分だけアナログで撮影。

オフショットではありますが、彼女もまたとても気に入ってくれました。



先述のドラマの中で『穴窯で制作される陶器は”芸術や”』というセリフがありました。

つまり、普段の生活で使用されるカップやお皿ではなく、一つの芸術作品として制作する為にあると言うのです。


それが全てとは思いませんが、モノクロフィルムで撮影された写真も同じような感覚があるかもしれません。


過去に私がアナログモノクロームで撮影した写真を大きくプリントして差し上げたアーティストの多くは、その写真を自宅やレッスン室に飾ってくれています。

それを見た人の反応は知りませんが、それでも「飾る」と言う行為が一つの「芸術」としての地位を表しているのでは無いかな…と思います。





これはフルート奏者のプライベートショット。

銀座の路地裏で撮影したものです。

私はこんな写真がフライヤーの裏面にあっても良いのではないかと思っていますよ。




第1回スタジオ撮影会でもアナログモノクロームでの撮影をするつもりです。

しかも一般的なカメラではなく67(ロクナナ)と呼ばれる大きなカメラです。

フィルム1本で10カットしか撮影できません。


あなたにとっても良い記念になるはずです。

ぜひ、いかがですか?

もちろん、撮影した写真は私の手焼きプリントにて差し上げます。



スタジオ撮影会の詳細は専用ページから





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