雨の日のインドアポートレイト:Saxophonist

更新日:7月6日


雨の季節だから撮影できる雰囲気がある


今年は異常な速さで梅雨明けしてしまいました。

それでも雨の日が全く無かったわけではなく、この撮影をした日はかなりな降り方でした。

空も黒くて厚い雲に覆われてインドアでは昼間でも暗い状態。

ならばそんな雨の日の雰囲気を生かしてインドアポートレイトにしてみよう!と撮影は始まりました。


今回のロケーションは撮影スタジオではなく、一般のマンションの一室。

もちろんレンタルスペースですが用途としてはホームパーティやリモートワーク用がメインです。ですが、普通とは違った状況に設定して現実離れしたイメージにしたかったのです。

ストロボと窓からの自然光を生かしたイメージフォトにしてみました…



1:地下のガレージをイメージして




普通なら綺麗に壁紙が貼られたリビングですが、ここは敢えて雑に剥がしてあり、下地のコンクリート壁が剥き出しになっています。

そんな背景と彼女の左側にある建具の影を意識してストロボをセッティング。

2800Kのゼラチンを使ってタングステン光のイメージに。

トータルなイメージは『地下のガレージ』です。








2:自然光を生かして休日の午後をイメージ





前のカットとは対照的に、今度は窓からの自然光だけで柔らかいイメージ。

休日の午後、何もすることが無いようなノンビリした時間を過ごす…

そんなイメージです。

普段は滅多に使用することの無いソフトフィルターを着けて撮影しました。

状況とはしては不自然ではありますが、そんな世界を表現できるのも写真の面白さです。










3:カーテンの利用でチラ見せ効果を得る




一向に雨の止む気配はなく、空も暗いまま。

雨の日はどうしても光が青白くなってしまいますね。

それも雨の日ならではなので、積極的に味方にします!


そしてカーテンを利用することで光を柔らかくしたり、背景の処理をしたりと積極的な利用を試みます。







彼女にはカーテンの向こうに立ってもらい、彼女の姿を半分くらい隠します。

この「チラ見せ」効果が見る人の想像力を掻き立てます。

また薄地のカーテンは心地良く光をコントロールしてくれるので全体的な雰囲気を柔らかくしてくれますね。彼女の心情までも表現してくれる様です。



雨の日ならではの雰囲気は格別