第4回 スタジオ撮影会レポート(1)



今年4回目のスタジオ撮影会。

今回は昨年にも使用したホリゾントスタジオ で開催しました。


技術的なことを言えば、今回は照明機材にオパライトと呼ばれる物を新規導入して臨みました。このオパライトとは特に化粧品の宣伝に使われる写真を撮影したり、モデルを正面から撮影する素直はポートレイトに使われる照明器具で、原始的なものであるにも関わらず根強い人気があり多くのプロカメラマンから支持されています。


見た目には余り変わった様には見えませんが、そこはこだわり。

撮影する方からすると「やはり綺麗だ!」と満足してしまいます。


そんな機材を導入しての撮影会。今回は3名の方にご参加頂きました。




お一人目はSaxophone 奏者の女性。彼女は昨年の撮影会でもご参加頂きました。

今回のリクエストは「カッコいいイメージで」とのこと。




「カッコいい」とひと口に言っても感じ方は人それぞれです。

ライティングで演出するカッコよさ、表情で表現するカッコよさ、仕草でもカッコよさは表現できるかもしれません。そこで色々と試験的にポーズやライティングを変えながら撮影を進めます。


まずは、ごく一般的なポートレイトから。

せっかくのスタジオ撮影なので何にでも使えるポートレイトは必須ですね。

写真としてはツマラナイものですが、これが撮れないと話になりません。





ライティングで演出して輝度差を大きくして見ます。

全体的に色温度を下げてアンバーにまとめてみると哀愁も漂います。

楽器に対する愛着心を表現することで映画のラストシーンの様な「カッコよさ」を出して見ました。





ライティングそのものはごく一般的ですが、編集作業において少々手荒なことをしてみました。彩度を下げてモノトーンに近い色合いにし、全体的に暗い印象に。

少々、粒状感を出して荒々しいイメージに仕上げます。テクスチャーと呼ばれる、背景と重ねる「模様」を薄く入れてさらにザラザラ感を出します。

「強さ」を表現する「カッコよさ」かもしれません。






今までとは正反対に、イメージとしては「柔らかい」ものですが、被写体を中心に位置させて存在感を主張するカットです。無地の背景だからできる構図でもあります。

「カッコいい」という別の考え方があっても良いのではないかな?という私の個人的な見解ですが、面白いカットになったと気に入っています。






コントラストをきつめに掛けて、表情を暗く落としています。

わずかに見える表情でみる人の想像力を掻き立てます。

モノクロームに変換したアレンジもありますが、この場合は少しでもカラーが残っている方が臨場感がある様に思えます。

演奏前に集中している彼女のイメージです。





昨年も同じスタジオを利用した経験から、現場の雰囲気や構造を把握できていたのは大きなアドバンテージでした。前回のデータが役に立ちます。


そういう意味でも問題なくスムーズに撮影がスタートできたことが精神的にもプラスになりました。このスタジオは駅から少々遠いところにあって、それがネックにはなりますが使いやすいスタジオなので今後も機会があればまた使いたいと思っています。






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