スタジオのテストを兼ねた撮影会:Saxophonist

更新日:7月8日

スタジオを見極めるテスト撮影は必須

アーティストから撮影依頼を受ける際に色々なイメージ、コンセプトを綿密に打ち合わせしますが、演奏形態や楽器、ジャンルによって様々なご要望を頂きます。

それらのイメージにできる限り近づけていくには、こちら側としても「引き出し」を一つでも多く持っていることが大切です。


そのためには屋外で撮影する際のロケーションの下見(ロケハン)はとても重要ですが、スタジオ撮影においても同様に、どんなスタジオが何処に、どれだけの設備、金額で提供されているか?を探すのもとても重要です。


そこで私は年に数回はスタジオを見極めるための「テスト撮影」を行なっています。

今回は、そんなテスト撮影の一コマを紹介致します。



撮影専用スタジオ以外にも多彩になった現状


3年前に発生した新型コロナウィルスの影響でホームワークが主流になったりして働く形態がだいぶ変化しました。それを見込んだサービスも多く生まれましたよね。

空いている部屋や倉庫、ちょっとしたスペースなどを有効活用してもらおうというサービスは以前からありましたが、ここ数年でそれも変化しました。「リモートワーク用」という新ジャンルが生まれたのです。


また出かけられない状況もあって、スタジオ(個室)での撮影会も変化してきました。

専門的でなくてもちょっとした機材を常設した簡易スタジオがとても流行っています。

若い人達がインスタ映えする写真や動画を撮影することを目的としたもの、YouTuberがいつもとは違った環境で撮影したいという願望で使用する部屋なども人気です。


こうしたレンタルスペースが増えて、レンタルする方(オーナー)も対象を広げようと色々と工夫したりサービスを展開しています。


こうしたスペースは我々カメラマンにとっても有効で、しかも専用スタジオよりもレンタル料金が格安ということもあって私も利用しています。

そんなスペースがネット上には溢れているのですが、そのどれもが理想的か?と言えばそれは確認するしかありません。そこでテスト撮影が必要になるのです。



検証1:まずは基本的なプロフィール写真が撮影できるか?

検証2:壁(背景)のバリエーションは?

検証3:もちろん、価格やアクセス手段も重要


 

検証1:まずは基本的なプロフィール写真が撮影できるか?




とにかく、白背景で基本的なプロフィール写真が撮影できなければ話になりません。

もちろん、それだけではありませんが、白ホリなり白い壁なりがあってストロボを使用した基本的なプロフィール写真が撮影できるか?をテストします。




検証2:壁(背景)のバリエーションは?








壁のバリエーションが多いに越したことはありません。

最近のスタジオ(撮影を見込んだレンタルスペース)は壁面ごとに異なった模様の壁紙を貼っていることが多いです。

木目調、煉瓦壁、コンクリート壁など色々なイメージに対応しています。

それらがどのくらい目的に合うか?面積はどのくらいか?自然光ではどのくらいの輝度が保てるのか?などを見極めます。



検証3:もちろん、価格やアクセス手段も重要



もちろん、価格やアクセス手段も重要です。

アーティスト(音楽家)を撮影する場合、多くの人は楽器を持参します。

フルートやバイオリン程度のサイズで重くないものであればさほど気にすることはありませんが、金管楽器や大型楽器の場合は重量もサイズもそれなりで、特に女性にとって持ち運びは決して楽ではありません。

なので、出来るだけ駅から近いスタジオを選ぶことにするのですが、それが中々難しいのも現状です。当然といえば当然ですが「駅近」の物件は高価格なのです。


どちらかと言えば価格よりもアクセスを重視しています。

価格に関しては大方は専用スタジオよりも安価ですが、やはり設備が十分ではありません。

専用スタジオであれば大型ストロボや付随する機材が充実しています。

それが価格に反映しているのですから考え方では専用スタジオの方が安いのかもしれません。

ただ、レンタルスペースでは自然光が十分なことも多いし、極端に広いわけではないので小型ストロボがあればそれで十分ということもあります。


それらの検証をするためにも、こうしたテスト撮影が必要になるのですね。



テスト撮影にご協力下さるモデルを募集しています!

テスト撮影にはモデルは絶対に必要です。

私はお得意様にご協力をお願いすることが多いですが、広く一般からも募集しております。

もちろん、撮影料などは不要です。

ただ、スタジオをレンタルする手前、謝礼はできませんが交通費などは支払います。

撮影された写真データは自由に使ってもOK。おおよそ100カット程度を提供できます。

また、私としても撮影した写真は広告宣伝に使用することが前提です。

それはご了承下さい。