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【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
撮影中、モニターに映し出されたドラマチックな一枚に、お客様と一緒に盛り上がる。
カメラマンとして最高に嬉しい瞬間です。
しかし、実はここに少しだけ注意が必要な落とし穴があります。
「イメージ写真」は撮られる側からしても分かりやすく、ストーリーの中に自身の身を置いたワンカットになり、その姿が異次元のものになります。
しかし、実際には使用場面が少なく、結局はかっちりしたスタンダードな「プロフィール写真」をメインに使うハメになった…という例は少なくありません。
その「プロフィール写真」と「イメージ写真」は何がどう違うのか?定義はあるのか?
少々、理屈っぽくなりますが私なりの見解を紹介していきます。
とまるおさむ
5月5日読了時間: 5分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
昨今の物価高騰は、表現活動を続けるアーティストにとっても切実な問題です。
特に「宣材写真を撮ろう」と思った時、まずネックになるのが数万円単位でかかる専用スタジオのレンタル代ではないでしょうか。
「予算がないから、今はいいかな……」
そうやって、あなたの今この瞬間の輝きを記録することをあきらめてほしくない。
そんな想いから、私は一般的なレンタルスペースや会議室、さらには何気ない帰り道までも「最高のスタジオ」に変える撮影スタイルを提案しています。
とまるおさむ
5月3日読了時間: 3分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
音楽家のあなたが、愛器の木目の美しさや弦の響き、或いはマウスピースの微妙な形状にまで魂を込める様に、写真家にとっても「道具」は単なる記録の手段ではありません。
私が特に大切にしているのは、レンズを通る「光の質」です。
写真の質感は、現像液やフィルムで決まる前に、実は撮影したその瞬間にレンズが光をどう受け止めたかで決まってしまいます。
それは、奏者が楽器を手にした瞬間に、すでにその「音色」の方向性が決まっているのとよく似ています。
とまるおさむ
5月1日読了時間: 3分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
クリスマス、バレンタイン、そして灼熱のサマーコンサート。
音楽家にとって、季節のイベントは聴衆と深く繋がる大切な機会です。
その告知フライヤーを手にしたとき、お客様が最初に感じるのは何でしょうか?
それは、これから奏でられる音への「予感」です。
冬の冷たくも美しい光、秋の斜光が語る哀愁、新緑の生命力。
今回は、私が最も得意とするロケーション撮影で、あなたの音楽に「季節」という物語を纏わせ、イベントを成功へ導くお手伝いについてお話しします。
とまるおさむ
4月23日読了時間: 4分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
街中の雑踏や電車のホームで、ふと大きなチェロのケースを背負った女性や、細身の管楽器ケースを抱えた青年を見かけると、ついつい目で追ってしまうことはありませんか?
その瞬間に感じるのは、単なる「荷物を持っている人」への興味ではなく、一種の「憧れ」に近い感情かもしれません。
ケースの中に収められた、磨き上げられた楽器。
そして、それを守りながら歩く人の、どこか浮世離れした凛とした空気感。
今回は、あえて「楽器そのもの」ではなく、それを包む「ケース」が語る音楽家の肖像についてお話しします。
とまるおさむ
4月22日読了時間: 3分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
「ピアノがなければ、自分をピアニストだと証明できない」
もしそう考えているとしたら、それは少しもったいないかもしれません。
本当に表現力のあるアーティストは、ただそこに佇んでいるだけで、その空間を自分の音楽の色に染めてしまう力を持っています。
楽器を隠して撮影することは、あなたの内側から溢れ出す「音楽家としてのオーラ」だけで勝負する、最高に贅沢で挑戦的な試みなのです。
とまるおさむ
4月20日読了時間: 4分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
「どこで撮るの?」という問いへの、一番贅沢な答え…
本格的なスタジオですか?屋外ですか?というご質問をよくいただきます。
これは表現者にとって、自分の音がどう響くかを確認するのと同じくらい大切な事ですよね。
今回のモニター募集では、主に自然光が降り注ぐカフェやレンタルスペースを貸し切っての撮影を想定しています。
……でも、ご安心ください。そこは単なる『お店』ではなく、あなたの音楽を映し出すための、私なりの『特別なステージ』になるのです。
モノクロフィルムで撮影されるその空間はあなたの想像を超えた「ステージ」になります。
とまるおさむ
4月16日読了時間: 2分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
テストモデルの募集にあたり、『デジタルでの撮影も可能ですか?』という切実な声を多くいただきます。答えはもちろん、YESです。むしろ、積極的に併用していきます。
仕事として使える確実な1枚は、デジタルで。
デジタルには、その瞬間の光を微細に捉え、すぐに確認できる安心感があります。これまでの30年のキャリアでも、多くの音楽家の姿をデジタルで切り取ってきました。
そして、あなたの魂の震えや空気感を刻む1枚は、35年連れ添ったフィルムカメラで。
この『ハイブリッド撮影』こそが、今の私にできる最高のサービスです。
とまるおさむ
4月13日読了時間: 2分


【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
002:私がモノクロフィルムにこだわる理由 デジタル全盛の今、何故あえてモノクロフィルムなのか? スマートフォンで誰しも簡単に綺麗な写真が撮影できる現代 私は今でもアナログモノクローム(つまり白黒フィルム)での撮影にこだわります。 回数は多くありませんがモノクロフィルムで撮影する宣材写真の需要もあります。 その場で画像を確認出来ない、設定が面倒、現像してプリントするまでの時間が掛かる、 そもそも色が無い… そんなモノクロフィルムで撮影する写真にどんな魅力があると言うのでしょうか? 光と影の強調: 色の情報がなくなることで、光の当たり方や影の落ち方がダイレクトに伝わります。 明暗のコントラストにより、日常の何気ない風景がドラマチックなアートへと変わります。 想像力をかきたてる表現 : 被写体の「形」「線」「構図」に意識が向くようになります。 特に建築物の幾何学的な美しさや、人物の肌の質感、服のしわなどがより鮮明に感じられるようになります。 撮影プロセスの集中力 : デジタルのようにその場で結果を確認できないため、目の前の被写体や光の変化に対して、よ
とまるおさむ
4月3日読了時間: 4分


【Silver & Sound - 音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
001:銀塩カメラマンの所信表明 白黒フィルムで撮影した私が所有するV.Ba chのトランペット 私は音楽家、特にピアニストをメインで撮影するカメラマンです。 アナログ(つまりフィルム)モノクローム写真に魅せられ、その道でも色々と活動しております。 このブログでは特に若い音楽家に向けて、アナログモノクローム写真の魅力と面白さ・楽しさを音楽表現と準えてお話しするつもりです。 何故アナログなのか? - 時間をかける贅沢。音楽家の基礎練習と同じ。 デジタル全盛の今、何故アナログなのか? 一言で表現すれば「時間をかける贅沢」です。 今の時代、全てにおいて「効率性」が求められます。時間で言うなら「タイパ」。 フィルムカメラで撮影しても現像処理を施さないと画像を確認できません。 さらにプリントをして初めて「写真」になるのです。 この時間がタイパとしてどうなの?と思われても致し方ありません。 でも音楽家のあなたも全く同じ。気の遠くなるような時間を「基礎練習」に費やしているはずです。それはあなたが演奏家として存在する限り、永遠に必要な時間です。...
とまるおさむ
4月2日読了時間: 4分
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