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【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家

#015:スタジオを飛び出し、物語の舞台へ。地の利と機転が描く、唯一無二のアーティスト写真


海岸でギターを弾く女性ギタリスト


予定調和を崩す「提案」の力


撮影の現場には、時として「幸運な偶然」が舞い降りることがあります。

今回ご依頼いただいたのは、湘南に居を構えるフラメンコ・ギタリストの女性。

当初は自宅での撮影予定でしたが、窓の外に広がるのは抜けるような青空と穏やかな海。

「せっかくですから、海岸まで行ってみませんか?」

私のそんな突拍子もない提案から、今回の物語は動き出しました。



黒背景の前でギターを抱えてポーズを取る女性ギタリスト

地の利を活かす――アーティストの日常と、音楽のイメージが交差する場所」


サマーコンサートのフライヤー用という明確な目的があった今回の撮影。

スタジオのカチッとしたライティングで作る世界も魅力的ですが、彼女が日々呼吸し、弦を爪弾く「湘南」という空気感こそが、今回の最高の演出家になってくれました。

砂浜に響く波の音、風にそよぐ草木。その場所が持つ「地の利」を最大限に引き出すことで、予定されていた宣材写真を超え、彼女の音楽性がよりナチュラルに、かつ鮮烈に写し出されたのです。


砂浜を歩く女性ギタリスト


ティカップを持ってポーズを決める女性

レンズを忘れるほどの距離感。お茶のひとときに見せた、素顔の輝き


撮影の成功は、機材の良し悪しだけでは決まりません。

一番大切なのは、アーティストがどれだけ心を開いてくれるか。

海岸での撮影を終え、ご自宅でお茶をいただいている時。

リラックスした彼女に向けて、ごく自然にレンズを向けました。

ポーズを決めてくれるその表情には、もはや「撮られる緊張」はなく、純粋に表現を楽しんでいる一人の女性の姿がありました。

この「呼吸の合う瞬間」こそが、私が最も大切にしている撮影スタイルです。



モノクロフィルムで撮影された女性ギタリスト


型にはまらない撮影スタイルをご提案


アーティストの数だけ、正解の形はあります。

決められた枠組み(プラン)をなぞるだけでなく、当日の天気、その土地の光、そして会話の中から生まれるインスピレーションを大切にすること。

「地の利」を活かし、その瞬間にしか撮れない最高の一枚を提案する。

そんな柔軟なスタンスが、アーティストの新しい扉を開く鍵になると信じています。

あなたが大切にしている場所で、あなたの物語を撮りませんか?


もちろん、今回もモノクロフィルムで撮影もしました


モニターモデルを募集しております。

モニターなので撮影料金は一切不要。

モノクロフィルムで撮影された写真は数枚をチョイスして暗室プリントして差し上げます。

ぜひ、レッスン室や自室に飾って下さい。

興味がありましたらぜひ、お問い合わせください。


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