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【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家

#004:「宣材」ではない、あなたの「肖像(ポートレイト)」を刻みたい。

この度、モニターモデルを募集します



黒白写真にて、バッグを持つ女性が建物の前に立ち上を見上げている。背景に「GINZA Maison」という看板が見える。静謐な雰囲気。


楽器を置いた瞬間の、演奏者の呼吸


楽器をケースにしまい、ステージの光から離れた瞬間。

ふと見せた、都市の雑踏に紛れる孤独と安らぎ。

楽器を持っていないけれど、この姿には彼女が奏でる音楽の『余韻』が、確かに写り込んでいる気がするのです。

コントラストの高いモノクロフィルムで撮影した街中でのオフショット。

本番ステージを終えた後なのか、緊張感あるリハーサルの後なのか、 「リラックス」と言うよりは「期待と自信の表れ」が滲み出る、そんなカットです。




レンガ壁の前で楽器を抱えてじっとこちらを見つめる音楽家。モノクロフィルムで撮影された一枚。


完璧な宣材写真の、その先へ


音楽家にとって、楽器を持った写真は名刺代わりです。

完璧なアングル、洗練された表情。それはとても大切です。

でも、私は時々、その完璧さの『裏側』にある、彼らの呼吸そのものを写したくなります。

現在、彼女はドイツで研鑽を積んでいます。

プリントした写真は日本の実家にあるそうです。

本人がいなくても、ご両親の元には『あの時の彼女』が質量を持って存在し続けている。

これこそが、銀塩プリントを贈る本当の意味なのかもしれません。



レトロな雰囲気のカフェでグラスの水を口にする音楽家。何かホッとしている表情。


時間を忘れる、無防備なひととき


撮影の合間、コーヒーを飲む。

そんな何気ない時間が、実は一番大切だったりします。

緊張が解けた、無防備でアンニュイな表情。

それは、ファンであっても簡単には見られない、彼女の『本当の横顔』です。

アナログの粒子は、そんな繊細な温度変化を、優しく救い上げてくれます。




木に寄りかかった女性が公園に佇む。白黒の写真で落ち着いた雰囲気。背景にぼやけた木々。女性は静かな表情。


アンサンブルが生んだ、モノクロフィルムで撮影した奇跡の一枚


そして、これは全く別の日の撮影。

ただ純粋にポートレイトを撮りたいという私たちの想いが重なった時のもの。

彼女が日本を旅立つ数ヶ月前のこと。

光の中に溶けてしまいそうな彼女の表情には不安もあるけれど強い意志を感じる横顔。

これは、私が彼女を引き立てたのではありません。

彼女の存在が、私の銀塩写真という楽器を、鳴らしてくれたのです。

これこそ、写真家と音楽家のアンサンブル(二重奏)だと思う瞬間でした。



異国の景色の中に、私の視点を探す彼女


時々届く彼女からの便りには、ドイツの田舎道で『ここをあの人が撮ったらどうなるだろう』と想像しながら私のことを思い出してくれると書いてありました。

撮り手として、これほど光栄なことはありません。

シャッターを切った瞬間だけでなく、その後の彼女の人生の片隅に、私の視点が住み着いている。そんな関係を、新しく出会う被写体の方とも築いていきたいのです。



共に刻む仲間を探して


今、私はこの『Silver & Sound』という場所で、音楽家の皆さんの『目に見えない響き』をどうすればもっと深く銀塩に刻めるか、その探究を続けています。

名刺代わりの『宣材写真』ではなく、あなたの音楽そのものが、あなたの人生が刻まれた『肖像(ポートレイト)』を、銀塩プリントとして残したいのです。


そこで、この実験的なプロセスを一緒に楽しみ、共に一枚の作品を作り上げてくれる方を数名募集したいと思います。


上記の彼女のように、完璧な瞬間から、無防備な瞬間まで。

あなたという豊かな響きを、私という楽器を通じて、一緒にモノクロフィルムで撮影する写真に刻んでみませんか。

数名ですが、この『Silver & Sound』というアンサンブルに参加してくれるモニターを募集します。 モニターですからもちろん撮影料は頂きません。

完璧な写真は、デジタルがやってくれます。

私はただ、あなたの不器用な情熱や、言葉にならない葛藤を、銀の粒子で包み込みたいだけなのです。

もし、この『不自由で贅沢な時間』に興味があれば、少しだけお話ししませんか。

完璧さを求める方は、お断りします。

ご自身の不完全さも愛せる、そんな表現者とお会いできることを、楽しみにしています。

ご興味のある方、ぜひご連絡下さい。お問い合わせも歓迎します。

WEBサイトのトップページにあるこちらからご連絡下さい。



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