【Silver & Sound -音楽家を刻む銀塩写真】モノクロフィルムで撮影する音楽家
- とまるおさむ
- 5月6日
- 読了時間: 3分
#023:光で奏でる、あなたのためのモノクローム

音楽家のあなたに、技術的な「現像」や「粒状性」という言葉を使わずに、アナログモノクロームの表現力を伝える記事を書きました。
演奏家が「音」を紡ぐプロセスと、写真家が「光」を定着させるプロセスを重ね合わせることで、私のモノクロームに対する深いこだわりがより真っ直ぐに伝わると思います。
写真は「光の演奏」である
みなさんが、ホールの響きや楽器の材質、弦の銘柄にこだわるように、モノクローム写真にも『無限の音色』が存在します。
トップの写真では柔らかく、どこか懐かしい響きを感じさせる1枚となり、アナログの温かみが感じられる写真となりました。
フィルム独特のザラザラした感じが時間を一気に戻すようです。

現像液とフィルムは「楽器の仕上げ」
金管楽器が銀メッキか金メッキかで音の立ち上がりが変わるように、写真は現像液という魔法の液体で、その『質感』が劇的に変化します。
この写真はトップの写真と同じ機材・フィルムを使用していますが、違うのは現像液。
同じ「楽器(カメラ・フィルム)」でも、仕上げ(現像液)が違えば、これほどコントラスト(音の輪郭)が変わるのが面白いところです。
高めのコントラストはストリートスナップの荒々しいモノクローム独特の表現ですね。


被写体へのリスペクトを「解釈」に変えて
楽譜をどう解釈し、どんな音色で届けるか…
私が写真家として行うのも、それと同じことです。
あなたの佇まいや音楽性を、どのフィルムで、どの光で受け止めるかを真剣に考えます。
あなたの個性に合わせた最適な選択肢がここにあるのです。
例えばこの2枚。
同じ機材、同じ現像液で仕上げていますが違うのはフィルムの銘柄。
1枚目はクッキリとした印象で2枚目はどことなく柔らかい印象。
黒の出方も違いますし、同じ女性モデルでも印象がだいぶ変わります。


共に創り上げる、唯一無二の「譜面」
アナログモノクロームには、正解はありません。
あるのは、あなたという音楽家をどう表現したいかという、私の情熱とこだわりだけです。
ロケーションを選び、表情を引き出し、最適な機材と技法を組み合わせる。
それは、最高のステージを準備するプロセスそのものです。
効率や便利さだけでは辿り着けない、銀塩の粒子が描き出す『深い響き』。
あなたの音楽人生の1ページを、この贅沢な手法で共に刻めることを願っています。
この作例のようにモノクロフィルムで撮影してみたい方、
募集しています
モニターモデルを募集しております。
モニターなので撮影料金は一切不要。
モノクロフィルムで撮影された写真は数枚をチョイスして暗室プリントして差し上げます。
ぜひ、レッスン室や自室に飾って下さい。
興味がありましたらぜひ、お問い合わせください。


コメント